税務のプロフェッショナルが魅力を感じた「税制優遇で得られる効果」と「柔軟性」。社員の9割超が興味をもった「はぐくみ企業年金」で、安心して働ける職場づくりを推進する

税務のプロフェッショナルが魅力を感じた「税制優遇で得られる効果」と「柔軟性」。社員の9割超が興味をもった「はぐくみ企業年金」で、安心して働ける職場づくりを推進する

セブンセンス税理士法人は、決算・税務申告などの税務・会計業務に加え、補助金・融資支援やAIを活用したデューデリジェンス、外資系企業の日本進出支援など、企業の成長を多角的にサポートする税理士法人です。
「はぐくみ企業年金」の導入は2020年4月。社会保険労務士事務所からの紹介をきっかけに検討を始め、導入前に、全社員を対象としたアンケートを実施。結果、90%超の社員が「はぐくみ企業年金」への加入に前向きだとわかり、導入を決定されました。
今回は同法人の代表パートナーである井本壮一郎様と、「はぐくみ企業年金」加入者を代表して冨永様、水野様にお話を伺いました。
(導入法人に取材した内容を編集して掲載しています)

業種
士業
利用規模
31~100名
地域別
関東
代表者写真
代表パートナー
井本壮一郎 様
セブンセンス税理士法人
東京上野オフィス・東京赤坂オフィス
https://seventh-sense.co.jp/
セブンセンス税理士法人は、決算・税務申告などの基本業務に加え、補助金・融資支援やAI活用によるデューデリジェンス、外資系企業の日本進出支援など、企業の成長を多角的にサポートする税理士法人です。
課題
検討背景
・社員の将来のために、中小企業退職金共済と併用して退職金をより手厚くできる方法を模索していた
解決策
導入の狙い
・社員の将来の資産形成を支える、退職金制度の充実化
効果
生じた変化
・社員の将来への不安が減り、安心して働ける環境づくりにつながった
・福利厚生の充実により、採用面でのアピールポイントが増えた
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税務の基本業務を越えて、企業の成長を多角的に支援

まずは御法人の事業内容や特徴について教えてください。

井本代表パートナー:セブンセンス税理士法人は、決算・税務申告といった税務関連の基本業務に加えて、クライアントの事業成長を後押しするサポートもおこなっています。
たとえば、外資系企業の日本進出支援です。セブンセンスは国際的な独立会計事務所のネットワーク「PKF(PKF International)」の一員であり、日本に進出した海外企業から依頼を受けるケースも多いです。
外国人経営者にとって、日本独自の税務ルールは事業運営におけるハードルの一つであり、私たちは外国人スタッフを採用し、複雑な手続きを外国語でサポートしています。英語、韓国語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、中国語、ベトナム語など幅広い言語に対応し、これまで700社以上の企業をサポートしてきました。
また、補助金・融資獲得の支援にも力を入れています。申請に必要な手続きのサポートや、融資を受けるための資金計画の策定など、クライアントの資金調達を支援しています。
加えて、最新技術を実務にとり入れている点も当法人の特徴です。昨今、AIがものすごいスピードで進化する中で、AIを実務に落とし込みやすい知識を身につけることができるオンラインサロン「AI研究会」を定期開催しながら、実務の効率化を進めています。税務リスクの把握やM&A実行可否の判断などに必要な、デューデリジェンス業務にAIを活用し、大幅な業務効率化を実現しました。

社内アンケートで、9割超が導入に前向きな回答

「はぐくみ企業年金」との出会いを教えてください。

井本代表パートナー:導入は2020年です。きっかけは、お付き合いのある社会保険労務士事務所からの紹介でした。説明会に一緒に参加し、「はぐくみ企業年金」のことを初めて詳しく知りました。

「はぐくみ企業年金」導入前の退職金制度はどのような状況でしたか。

井本代表パートナー:中小企業退職金共済に加入していました。社員は入社4年目から加入できる仕組みでしたが、設定できる掛金金額は「はぐくみ企業年金」と比べると少額で、退職金として受け取れる金額も心もとないなと思っていました。
経営者として、社員の将来のために手厚い退職金のための選択肢を用意したいと思っており、「はぐくみ企業年金」はまさに求めていた制度でした。

制度の魅力として、とくに評価された点を教えてください。

井本代表パートナー:大きく2つあります。1つ目は税制優遇の効果への期待です。掛金金額に対して、所得税・住民税や社会保険料の負担が軽減されます*¹。加えて、長く勤めるほど退職所得控除の枠が大きくなるため、退職金で受け取る際の税負担が抑えられるところも魅力でした。*²
2つ目は、加入者自身が掛金金額を柔軟に変更できる点*³です。出産や育児などライフステージに合わせて、事前に掛金金額を下げることで休業手当への影響を抑えられ、復職後はまた掛金金額を上げられます。女性社員の割合の方が多いため、女性社員に喜んでもらえる制度は重要な点でした。
さらに、退職時や育児・介護休業時、病気やケガ(業務外)による休職時には一時金として積立金を受け取ることも可能です。社員が安心して働ける環境の強化を考えていたなか、この柔軟性は非常に魅力でした。

*¹ 「選択制(既存の給与の一部を前払い退職金に変更し、従業員ひとり一人がその前払い退職金の受け取り方を選択できる制度)」による効果です。はぐくみ企業年金は選択制の採用を前提としています。選択する掛金額によっては、老齢厚生年金受給額を含む、将来の社会保険給付金の額が減少する可能性がございます。
*² 退職所得控除は、勤続年数が20年以下か20年超で算出方法が異なります。
*³ 掛金金額の変更は、原則年2回となっており、最低1,000円から設定でき、1,000円単位で変更できます。

「はぐくみ企業年金」導入の決め手を教えてください。

井本代表パートナー:最終的な決め手は、社員の声です。
実は当社では「はぐくみ企業年金」の導入前に、全社員を対象に「はぐくみ企業年金」の導入について賛成か反対かのアンケートを実施しました。個人的には「はぐくみ企業年金」は社員に喜んでもらえる制度だと考えていましたが、経営側と社員の感覚がズレていないか確認したいと考えたのです。
結果として、90%超の社員が「やりたい」「積極的にやりたい」「興味がある」と回答しました。一部、外国人社員のなかに母国の税制上の理由で加入が難しいという方もいましたが、日本人社員のほとんどが導入に対して前向きだったのです。この結果を受けて、導入の手続きを進めました。

個別面談とオリエンテーションで、社員の理解と加入を促進

「はぐくみ企業年金」導入後、社内周知のために工夫していることはありますか。

井本代表パートナー:事前アンケートで「興味がある」「あまり興味がない」と答えた社員に、個別面談を実施しました。一人ひとりの状況に合わせて制度のメリットを丁寧に説明したのです。
退職はまだ先で今の生活には関係が薄いかもしれません。ただ、そのとき自分がどのような状況で、年金にどこまで頼れるかは誰にもわかりません。「はぐくみ企業年金」への加入は、そうした将来について考えるきっかけにもなると伝えました。面談を通じて、社員一人ひとりが自身のライフプランを見つめ直す機会になったのではないでしょうか。
また、入社時のオリエンテーションにも「はぐくみ企業年金」の説明を組み込んでいます。導入時は私自身が個別に説明をおこないましたが、現在は総務担当の水野に任せています。

導入後、法人としてどのような効果を実感されていますか。

井本代表パートナー:社員の社会保険料が減ったので、労使折半分である法人としての法定福利費の軽減効果がありました。
加えて、採用面談時に「はぐくみ企業年金」は求職者へのアピールポイントの一つになっていると感じます。どの業種でも採用が厳しい昨今、選ばれる会社になるために、社員を大切にしている姿勢を見せる意味でも「はぐくみ企業年金」の導入は有効だと思います。

加入者様の声

はぐくみ企業年金を実際に活用されている社員の方にお話を伺いました。

冨永様(勤続4年目※2026年2月時点)

「はぐくみ企業年金」に加入された理由を教えてください。

冨永様:前職で企業年金制度に加入しており、同制度に助けられた経験があるからです。
私は前職を退職してからセブンセンス入社までに、約5か月間の失業期間がありました。その間は税金の請求が立て続けに届く一方、収入がなく、支払い続けられるかという焦りがありました。しかし、積み立てていた企業年金のおかげで、無事に支払いを終えることができたのです。
そのような経験もあって、セブンセンスに入社した際、企業年金制度があると知ってすぐに加入を決めました。万が一のための「セーフティネット」はあった方がいいと身をもって実感していたからです。

掛金金額はどのように決めていますか。

冨永様:もともと「宵越しの銭はもたない」性格で、貯金もしていませんでしたが、転職時の経験からお金に関して学び直し、自主的に資格も取得しました。
学んだ知識を活かし、ライフプランを組み立て、逆算して決めています。たとえば、将来子どもができたときに必要な金額を想定し、いつまでにどれだけ積み立てておけばよいかを計算しているのです。NISAや積立保険など他の資産運用とのバランスも考慮しながら、今の生活に無理のない範囲で拠出額を設定しています。

NISAなど他の制度もご活用されているとのことですが、「はぐくみ企業年金」とその他の制度をどのように使い分けているのでしょうか。

冨永様:私の場合、「はぐくみ企業年金」は貯金に近い感覚で積み立てています。NISAなどと違って自分で運用する必要がなく、状況をこまめに確認する必要はありません。また、元本が保証*⁴されるため、普段は意識せずほったらかしています。
加えて、NISAなど他の運用商品は手取りから拠出するのに対し、「はぐくみ企業年金」は給与の一部を減額し、その減額分を積み立てる仕組みであり、社会保険料を抑えられるメリット*⁵があります。その点も、他の制度との大きな違いです。

*⁴ 運用実績により不足が生じた場合は、事業主が不足分を補てんします。
*⁵ 選択する掛金額によっては、老齢厚生年金受給額を含む、将来の社会保険給付金の額が減少する可能性がございます。

水野様(勤続16年目※2026年2月時点)

「はぐくみ企業年金」加入のきっかけと、最初の印象を教えてください。

水野様:「はぐくみ企業年金」が導入された2020年4月は、ちょうど2人目の産休に入るタイミングでした。そのため、導入当初は加入できず、復職後に初めて「はぐくみ企業年金」のことを知りました。
正直なところ、最初から制度の内容を詳しく理解していたわけではありません。加入できるタイミングが限られていたため、「まずは入っておこう」という気持ちで加入しました。
加入後、周囲から「自分で貯金ができないなら、掛金金額を高く設定して、はぐくみ企業年金で積み立て、将来に備えた方がいい」というアドバイスを受け、掛金金額を引き上げました。今では上限額まで拠出しています。

掛金金額を上限に設定している理由を教えてください。

水野様:どうせ加入するなら、なるべく多く積み立てておいて、将来の不安をなくしたいと考えたからです。掛金金額を上げれば税金・社会保険料負担が軽減されるので、どうせ貯金するなら、そのぶんのお金を「はぐくみ企業年金」に入れておいた方がいいと考えたのです。

「はぐくみ企業年金」加入後、何か変化はありましたか。

水野様:将来のお金に対する安心感が増しました。
とくに私は自分でなかなか貯金ができないタイプで、漠然とした将来への不安を抱えていました。「はぐくみ企業年金」は毎月自動的に積み立てられるため、意識しなくても確実に資産が積み上がっていきます。自分の意志だけで貯蓄を続けるよりもはるかに簡単で、お金のことで悩まなくなり、将来への不安がやわらぎました。

水野様は「はぐくみ企業年金」を社員に説明する立場でもあります。制度に対する社内の評判はいかがでしょうか?

水野様:好意的な印象をもっている社員は多いです。以前から退職金制度のある会社で働いていた方からは「ここにもあってよかった」、初めて退職金(企業年金)制度に出会った方からは「こういう制度があるんですね」といったポジティブな反応をもらっています。

それでは最後に、井本代表より今後の展望について教えていただけますか?

井本代表パートナー:事業面では、AIの活用をさらに推進していきたいと考えています。ルーティン業務はAIに任せ、社員がより付加価値を生み出せる業務に集中できる環境をつくることが今年の目標です。組織規模の大きい企業からのご依頼が増えているなか、さらに質の高いサービスの提供を目指したいです。
また、業務の効率化が進めば、社員の負担減と法人の収益向上を同時に実現できます。その結果、社員の給与が上がり、給与が上がれば「はぐくみ企業年金」の掛金金額も上がりやすくなり、退職金が厚くなります。社員にとっても法人にとってもよい循環を生み出したいです。
今、テクノロジーの進化によって業界全体が変わりつつあります。その変化に負けないよう、無理なく高い価値提供ができる組織を目指してまいります。

本日は、インタビューにご協力いただきありがとうございました。