はぐくみ基金特集

はぐくみ基金の基本的な仕組みや特徴とは?

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この記事では、はぐくみ基金の基本的な仕組みや特徴について説明します。
なお、はぐくみ基金のメリットやデメリットについては、こちらの記事をご参照ください。

※この記事は2023年3月に更新しております。

そもそも “はぐくみ基金” とは何なのか?

はぐくみ基金は、簡単にいえば積立式の退職金制度で、正式名称を「福祉はぐくみ企業年金基金」といいます。
iDeCoや企業型DCをはじめとした他の制度と違い、老後ではなく退職時に受給できる点が大きな特徴です。
また、厚生労働大臣の認可を受けて設立された、基金型の「確定給付企業年金」(DB)に分類される企業年金制度になります。

確定給付企業年金とは?

確定給付企業年金(DB)は、確定給付企業年金法により設立された厚生労働省管轄の企業年金制度です。
2020年時点で約940万人が加入するなど、さまざまな年金制度のなかで最も利用実績のある制度です(厚生労働省の資料より)。

エッセンシャルワーカーの支援のために誕生

はぐくみ基金は、保育や福祉、医療業界など、社会や日常生活を下支えする人たちの福利厚生や資産形成支援を目的として、2018年4月に創設されました。

とくに、創設3年後の2021年4月時点で約470以上もの事業所が導入するなど、好評を得ておりますが、従業員など加入者の加入率もたいへん高く、20代全員が加入する施設もあります

加入率が高い背景

はぐくみ基金への従業員の加入率が高い背景として、とくに「元本保証」といった点や、同じ企業年金のひとつである「確定拠出年金」(DC)や類似の制度と異なり、老後ではなく退職時に受給できる点、さらに、いわゆる難解な投資教育や金融知識も必要がない点が加入率の高さの理由の一つになっているようです。

経営者や役員なども制度に加入できる点や、拠出できる掛金額が魅力的であるとの声もよく届きます(2023年3月現在、給与の20%まで又は上限100万円まで拠出可能です)。

その他、はぐくみ基金のメリットについては、こちらの記事をご参照ください。

制度を導入できる法人や事業所の条件とは?

基本的に、法人規模が極少数の場合を除き(一例:1名で役員のみなど)、厚生年金の適用事業所であれば、全国に所在する事業所で加入(制度を導入)することができます。
業種や業界についても不問で、現在ではさまざまな業界業種で利用されており、福祉、医療以外の企業や法人でも導入することが可能です

但し、以下の条件に合致する場合を除きますので、ご注意ください。

  1. 債務超過でないこと
  2. 公序良俗に反しない企業(反社会的勢力でない企業)であること

※与信チェックにより、導入を見送らせていただく場合があります。
※設立1年未満の法人についても、原則導入できませんのでご注意ください。

サービス概要動画のご紹介

はぐくみ基金のサービス概要について動画でもご案内しております。こちらも是非ご覧ください。

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