子どもの主体性を育む園づくりのために、職員が安心して働ける環境を整える。社会福祉法人西養寺福祉会が選んだ「はぐくみ企業年金」

子どもの主体性を育む園づくりのために、職員が安心して働ける環境を整える。社会福祉法人西養寺福祉会が選んだ「はぐくみ企業年金」

社会福祉法人西養寺福祉会、学校法人西養寺学園はどちらも幼保連携型認定こども園を運営する法人です。「かわしま育ちの庭」「さらき遊びの庭」「かわしま学びの庭」「おおの子どもの庭」の4つの園を運営されています(2026年1月時点)。

子どもたちの主体性を育む環境づくりのために、職員様が安心して長く働けるための福利厚生として「はぐくみ企業年金」を導入いただきました。

今回は社会福祉法人西養寺福祉会「さらき遊びの庭」の三宅園長、「はぐくみ企業年金」加入職員を代表して荒川様にお話を伺いました。
(導入法人に取材した内容を編集して掲載しています)

業種
教育・保育
利用規模
31~100名
地域別
中部
代表者写真
園長
三宅弘教様
社会福祉法人西養寺福祉会/学校法人西養寺学園
https://saiyouji.jp/
社会福祉法人西養寺福祉会/学校法人西養寺学園は、「かわしま育ちの庭」「さらき遊びの庭」「かわしま学びの庭」「おおの子どもの庭」の4つの幼保連携型認定こども園を運営しています。「あしたの根っこ」を保育理念とし「知・情・体」の揃った教育に注力しています。
課題
検討背景
・職員の人材確保が課題となっていた
・職員に長く安心して働いてもらうための環境づくりに注力していた
解決策
導入の狙い
・福利厚生の充実による働きやすい職場環境の実現
・理想の保育を実現させるための盤石な体制づくり
効果
生じた変化
・職員の金融リテラシーが向上し、資産形成への意識が高まった
・職員の園に対する信頼が増し、働く意欲の向上につながった
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子どもの主体性を育むため、「わかりやすい保育」を追求

本日はよろしくお願いいたします。まずは御法人の活動内容について教えていただけますでしょうか。

三宅園長:2つの法人で4つの幼保連携型認定こども園を運営しています。
たとえば「さらき遊びの庭」は、岐阜県各務原市にて運営する幼保連携型認定こども園で、現在は100名を越える子どもたちを預かっています(2026年2月時点)。同園はもともと市営保育所でしたが、平成20年より民営委託を受け、平成31年に幼保連携型の認定こども園へ移行した経緯があります。
どの園も「子どもの主体性を育む保育」を理想とし、子どもたちに寄り添った運営をおこなっています。

園の運営にあたって、とくに力を入れていることを教えてください。

三宅園長:私たちの業界では少子化に加えて、人材不足が大きな課題です。各務原市は岐阜県第3の都市で、子どもはまだ多いですが、保育の担い手が減っています。
そのような背景もあり、当法人では保育士が働きやすい環境づくりに力を入れています。大きく2つのことに注力しており、一つは保育者としてのやりがいや成長を実感できる職場づくり、もう一つは働きやすい環境づくりです。

それぞれ、具体的な取り組み内容を教えてください。

三宅園長:挙げるとキリがありませんが、やりがいを実感できる職場づくりとしては、園の方針を保育士の方々に丁寧に伝え、そのうえで同方針に沿った「わかりやすい保育」の実践を心がけています。
たとえば私たちは「保護者のための行事」はおこないません。もちろん、行事は子どもたちの成長を促す重要な機会です。非日常を経験させられる貴重なタイミングであり、お正月や節分といった日本の文化・風習を伝えるきっかけでもあります。
しかし、たとえば節分の行事を保護者が楽しみやすいように「『節分の歌』を歌う会」にしてしまうと、子どもたちが行事を通じて文化・風習を味わうことが難しくなるのです。歌を毎日練習することになり、歌の発表に向けて職員も準備をすることになります。結局、何のための行事なのかがわからなくなるのです。
そこで私たちは、形骸化していた行事はすべてやめ、子どもたちの「主体性」を軸として行事の見直しをおこないました。あらゆる行事を、子どもたちが日々の生活のなかで考えたことを発表したり、やりたいと思ったことを形にしたりする場とし、実際に運動会や発表会では子どもたちが考案した企画を実施しています。

働きやすい職場環境づくりについても、具体的な取り組みを教えてください。

三宅園長:たとえば、保育業界はなかなか休みが取りにくい業界ですが、有休取得率100%を目標に掲げ、積極的な有休取得を奨励しています。また、2年勤めた人は14連休を取れるようにするなどの独自の休暇制度や、確実に休憩時間が確保できるように休憩場所の設置など様々な取り組みをおこなっています。働きやすい職場環境づくりに終わりはありません。常に改善を重ね、職員の方々にとってよりよい職場環境を目指したいと考えており、そのための取り組みの一つに今回の「はぐくみ企業年金」の導入がありました。

同じ業界の仲間からの評判が、導入の後押しに

「はぐくみ企業年金」との出会いを教えてください。

三宅園長:初めて知ったのは、高山市でおこなわれた研修に参加したときでした。ベター・プレイスの森本社長の講演を聞いて、その後、食事をご一緒したのがきっかけです。ただ、当時はまだ園長として目の前の仕事に精一杯で、福利厚生のさらなる充実まで考える余裕がありませんでした。正直なところ、最初は「怪しい」と思っていたのも事実です。
その後、同じ岐阜県のとある園の先生から「これいいよ」と「はぐくみ企業年金」をご紹介いただきました。さらに、私が信頼する保育業界の何人もの先生方から「『はぐくみ企業年金』をやっている」と聞いて興味が湧きました。
複数の先輩方から「社会保険料も軽減できるうえに、職員の方々にも喜んでもらえる」という評判を聞くうちに、疑いがなくなったのです。「本当にいい制度なんだ」とわかり、そこであらためてベター・プレイス社に連絡をしました。話を伺う段階では、すでに導入するつもりでしたね。

企業年金制度は仕組み自体が分かりづらく、不安に感じるのも当然かと思います。「はぐくみ企業年金なら大丈夫だ」と思われた理由は何でしょうか。

三宅園長:私の場合は信頼できる方々からの評判のよさが大きかったですが、それと同じくらい担当者の対応のよさも信頼につながりました。
「はぐくみ企業年金」をスタートした当初は、仕組みについて完璧な理解には至っていなかったので、担当者によく質問していましたが、わからないことを聞くたびに、何度でも丁寧に説明してくれました。動画を使った説明も非常にわかりやすかったです。
職員への説明会もベター・プレイスの担当者の方にしていただきましたが、動画を用いての制度概要やメリットの説明はやはりわかりやすく、多くの職員の加入につながったと思います。

資産運用への関心が高まり、職員の金融リテラシーが向上

導入後の変化について教えてください。

三宅園長:一部の職員からは「得するね」という声をもらうようになりました。また、「はぐくみ企業年金」をきっかけに、お金の大切さについて考える若い職員の方々が増えたことも大きな変化だと感じています。
たとえば、銀行の方がNISAの説明に来られたとき、これまでより「話を聞きたい」「やってみようかな」という職員が増え、実際にNISAや投資信託を始める人もいました。
また、職員同士で「これやってみたらよかったよ」「私もやってみたい」といった会話が自然と生まれるようにもなりましたね。お金に詳しい職員が若い職員に教えたり、情報を共有し合ったりする場面も増えました。
自分が働いてお給料をもらうことの意味や、資産形成について、真剣に向き合う姿勢が育まれているのではないかと思います。

「はぐくみ企業年金」を職員の方々に周知するために、工夫したことはありますか。

三宅園長:正直なところ、特別な工夫はしていません。ただ、銀行の方に園で説明していただく機会をつくるなど、職員がお金のことを学べる場は積極的に設けるようにしています。お金について勉強してもらうことで「はぐくみ企業年金」への関心も自然に高まると考えています。

職員の方々同士がフラットに情報交換をできる雰囲気があると感じました。そのような空気づくりのために意識していることはありますか。

三宅園長:職員とはよく食事に行きますね。正規職員からパート職員まで、ほぼ全員が参加してくれます。強制ではなく「忙しかったら断ってね」と言っていますが、それでもみんな来てくれます。
その食事の場ではお金の話もよくしますし、自分が働いて得られるものとして重要だと考えているので、年収についての話もオープンにしています。その結果、お金についてフラットに話せる雰囲気が生まれ、情報交換もしやすいのかなと思います。

加入者様の声

はぐくみ企業年金を実際に活用されている職員の方にお話を伺いました。

荒川紗也子様(勤続18年目※2026年1月時点)

長くお勤めですが、続けてこられた理由は何かありますでしょうか。

荒川様:一番の理由は、働きやすい職場だからです。自分が先輩になってきたこともありますが、人間関係もよくて、私に限らず辞める人が少ないです。

「はぐくみ企業年金」の説明を最初に受けたときの印象を教えてください。

荒川様:正直に言うと「何それ、怪しい」が第一印象でした。単純に私の知識不足だったのですが、園長先生から何度も話を聞いたり、ベター・プレイスの方から説明を受けたりすることで、きちんとした制度なんだと理解できました。

加入の決め手を教えてください。

荒川様:まず大きかったのは元本保証*¹です。一般的な投資と違って、掛金が減らないことは大きな後押しになりました。
もう一つが運用をプロに任せられ、手がかからないことです。
私は今はNISAもやっていますが、最初は何に投資をすればいいかわからず、自分であれこれ調べて投資先を決めることを負担に感じていました。「はぐくみ企業年金」なら、運用に詳しいプロが代わりにやってくれるので、手間もかからず、安心だと思いましたね。
*¹ 運用実績により不足が生じた場合は、事業主が不足分を補てんします。

加入の際に不安だったことや悩んだことはありますか。

荒川様:資料を見たとき「年金が減る可能性がある」と記載があり、大丈夫かなと思いました。ただ、説明を聞いたり自分で調べたりするうちに、年金が減るぶんよりも税金や社会保険料の軽減や運用成果によって増える金額のほうが大きくなるとわかり*²、不安はなくなりました。
*² 掛金拠出による社会保険料等の軽減効果と、将来の年金受取額の減少分を比較することを意味しています。受給期間に加えて運用成果も影響するため、増える金額の方が必ずしも大きくなるとは限りません。

掛金はどのように決めたのでしょうか。

荒川様:最初は少額から始めました。本当は一番税金が軽減される金額まで増やしたかったですが、いきなりドンとお金を入れるのには抵抗があり、まずは無理のない金額から始めることにしたのです。
その1年後にハガキが届いて、積立てた金額にどれくらい利息がついたか確認できました。銀行に預けているよりもしっかり増えていたので、2年目からはさらに掛金を増やしました。

加入して良かったと感じること、変化はありますか。

荒川様:自分がお金と向き合うきっかけになりました。これまで私は年金のことなどまったく考えず、老後への備えとして貯金さえしていればいいと思っていました。給与明細の中身も気にしたことがなく、お金に対する知識はまったくありませんでした。
それが「はぐくみ企業年金」に加入したことで、将来のためにどうやって資産形成すべきか、真剣に考えるようになったのです。実際に、NISAの金額を増やしたり、手堅い投資信託を始めたりもしました。
また、園に対する印象も変わりました。経営視点でのメリットばかりではなく、私たち職員にとって大きなメリットのある制度を導入してくれたことは、ありがたかったです。さらに、強制加入ではなく加入するどうかを選べるので、「やらない」という選択肢があることも寄り添ってもらえていると感じたポイントでした。
私たちは子どもたちのために働いていますが、やっぱり自分の生活があるのでお金も大事です。目に見えてお金が増えると「もっと仕事を頑張ろう」という前向きな気持ちにもなれますね。

職員同士でお金に関する会話をする機会は増えましたか。

荒川様:私から積極的に話すことが多いわけではありませんが、お金について話しやすい職場なので、自分がやって良かったことはシェアしています。それを聞いた若い先生たちから「私もNISAやってみたいんですけど」という相談を受けることはありますね。

それでは最後に、三宅園長より今後の展望について教えていただけますか。

三宅園長:業界全体で人材が減っているなか、どれだけ働きやすい環境を提供できるかは、採用において非常に重要だと感じています。就職フェアへ参加した際も、福利厚生を重視する求職者は多かったです。だからこそ、引き続き職員がやりがいを感じられ、働きやすい職場環境を目指してアップデートを重ねたいです。
「はぐくみ企業年金」についても、私自身がさらにきちんと理解をし、園内での加入率を上げたいと考えています。現在、法人全体で見ると6割程度の加入率ですが、周りの先生方の園では9割を越えているところもあります。同じとはいかないまでも、今より高い水準をキープしたいです。
そのために何をすべきか、ベター・プレイスの担当者の方にも相談をしながら、進めていければと思います。

本日は、インタビューにご協力いただきありがとうございました。