「モノではなく“人”に投資」がポリシー| 社員が安心して働ける環境づくりのために“はぐくみ企業年金”を導入

「モノではなく“人”に投資」がポリシー| 社員が安心して働ける環境づくりのために“はぐくみ企業年金”を導入

「モノより人に投資」をポリシーとし、安心して働ける環境づくりを大切にされている丸萬商事様。
そのような人への投資に重きをおいて経営をされている株式会社丸萬商事、代表の安本様に、はぐくみ企業年金を導入いただいた経緯について、お伺いいたしました。

業種
サービス業
利用規模
31~100名
地域別
近畿
代表者写真
代表取締役社長 安本 晃様
株式会社丸萬商事
https://www.maruman-shoji.com/
丸萬商事様は、生産設備の維持管理、生産請負や廃棄物の処理にかかる問題の解決、製品の製造と出荷業務、さらにはコンサルタントにいたるまで、企業活動を多方面からサポートする企業様です。
課題
検討背景
・退職金制度はあるが、さらに老後を見据えた私的年金制度を探していた
・効果的な老後の資産形成ができる方策を考えていた
解決策
導入の狙い
・定年後の生活に役立つ制度を整える
・社員と役員の将来にわたる「安心」を提供する
・社員の定着率の向上
効果
生じた変化
・社員が税金や社会保険料の負担を抑えながら、上手に老後のお金を積み立てることが出来るようになった(※1)
・会社としても生じたコスト低減分を、退職金の資金に充当できるようになった(※1)

貴法人の社風や、どのような想いで働かれている方が多いか教えてください

弊社は「化学」の専門知識を活用して環境問題に取り組んでいる数少ない会社のひとつではないかと思っています。

私たちの仕事が公共の利益に貢献し、成長の可能性があり、時代が求める価値を提供していることに、社員は共感しやりがいを感じて働いてくれています。
アットホームな雰囲気のなかでも、社員の皆さんは責任感とプロ意識をもって仕事に取り組んでくれています。

これまで経営されてこられたなかで、大切にしてきたことを教えてください

人手不足は多くの産業で共通の課題ですが、私たちの業界でも同様です。公益性のある事業を続けていくためには、人、つまり社員が必要です。ですから、社員を大切にすることをなにより重視しています。

「社員とともに成長する会社」をめざし、社員教育も積極的に行っています。

「はぐくみ企業年金」の導入背景を教えてください

定年退職した後、社員が安定した老後の生活を描けるかを会社として考えてきました。
退職後の資産形成として私的年金(年金制度の三階建ての部分)制度がよいのではないか、と検討していたところ、はぐくみ企業年金の仕組みを知り、これは現役世代を退いた後の資産形成に非常に有益かなと思いました。

「はぐくみ企業年金」導入の決め手、期待した効果を教えてください

導入の決め手は次の3つです。

  • 1.安定した運営体制
  • 2.柔軟性のある仕組み
  • 3.社員の定着率向上への効果に対する期待

1.安定した運営体制

退職金制度はすでにあるものの、国も私的年金として自身の老後資産の準備をする必要性を提唱していることから、私的年金の導入を検討し、はぐくみ企業年金についてもいろいろと調べました。その結果、非常に安定した運営体制や管理方法であるとわかり、導入の決め手となりました。

2.柔軟性のある仕組み

もうひとつ決め手となったのが、はぐくみ企業年金の柔軟性のある仕組みです。弊社は20〜30代の若い社員も多く、子育て世代などお金が必要なときには掛け金を変えられたり、低い掛金から始められたり、社員の状況に応じて柔軟に対応してもらえる制度である点がとても良いと思いました。

3.社員の定着率向上への効果に対する期待

社員の定着率向上のため、たとえば人事評価制度の整備、役職に応じた昇給とジョブ型ワークを組み合わせた賃金制度の導入、スキルアップ支援なども行ってきました。さらに定着率を高めるためにも、福利厚生をより充実させることは不可欠で、その点からも、はぐくみ企業年金の導入は効果が期待できます。

社員が定着すれば、現場の力も向上し、会社の収益を押し上げ、継続性と発展性を生み出し、より高い収益につながる良いスパイラルが生まれます。そして、好循環で生まれた収益をモノではなく、人に投資するというのがわたしの考えです。

導入時期にいちばん大変だったことを教えてください

負担はさほどなかったと思います。
ベター・プレイスさんとしっかり打ち合わせをさせていただき、それを各拠点の所属長から社員に展開していきました。スケジュールが遅れたというのも特になかったです。

制度の社内周知において工夫されていらっしゃることがあれば教えてください

弊社の場合、はぐくみ企業年金の導入は非常にスムーズに進みました。本来、年金制度については、個人のお金に関わることなので説明を聞いて不安に感じる人がいても不思議はありません。スムーズにいった理由の根本に、社員と経営陣の良好な関係があると考えます。
私も45歳くらいまで実際に現場に立って、この仕事に従事してきました。今でも25トントラックを運転できますよ。現場力のある経営者だと自負していますし、現場を知っている経営者だからこそ、現場の社員を理解する姿勢をもって接することができ、そこで良好な関係が構築できていると思っています。

そうした良い関係がベースにあるので、はぐくみ企業年金についても「社員のことを考えて会社が導入した制度だから」と、すんなり多くの社員が加入したのではないかと思います。

実際に「はぐくみ企業年金」を導入後に効果を感じることはありますか?

はぐくみ企業年金は上手に老後のお金を積み立てることが出来るので、老後の生活設計に非常に寄与していると思っています。
また従業員だけでなく役員も加入でき、※1税金や社会保険料の負担を抑えながら老後の資金形成ができます。
会社としても※1社会保険の負荷が低減できて、その分を退職金の資金に充当することもできるようになりました。会社・社員の双方にとってよかったなと思っています。

社員の皆さまの評価はいかがですか

加入した社員が「やってみたら?」みたいに他の社員に話してくれて、口コミのように話が広がり、はぐくみ企業年金に対する理解が深まったようです。弊社での、はぐくみ企業年金の加入率は95%を超えています。

今後取り組みたいことや、貴法人としての展望を教えてください

今度も、福利厚生などを活用し、従業員が安心して暮らせる・生活を設計できる環境を作りたいと考えています。社員が普通に働き、普通に帰宅し、普通に休憩できる環境を整えたい。安定した暮らしができ、子育てをし家を持つことができるように、あるいは老後の不安なく定年後の暮らしを迎えられるように、できる限りのサポートを提供するのが経営者の務めだと思っています。

社員が安心して働ける環境と納得感を確保すれば、社員の意識も向上し高いレベルで仕事に取り組めます。事業の継続性・収益性・発展性の好循環サイクルを実現できるでしょう。

今までもそうでしたし、これからも、モノへの投資ではなく、人への投資を重視していきます。

まとめ

人材ではなく「人財」と日頃から表現している安本社長の、社員に対する深い想いが感じられます。

教育制度の拡充、評価制度の見直し、退職金制度の整備など様々な取り組みを実践し、そのひとつとして“はぐくみ企業年金”を選んでくださった背景を伺いました。

はぐくみ企業年金ご加入者様の声

西村様・営業事務

はぐくみ企業年金の話を聞いて、もっと早く制度を導入してほしかったと思いました。また、退職金が増えるという安心感もいいなと感じました。仕組みもシンプルでわかりやすく、運用慣れしていなくても入りやすいことや、税金や社会保険料の低減につながることも、加入を決めたきっかけとしては大きいですね。貯金ができるタイプではないので、積立の制度はとてもありがたいです。

高木様・営業

はぐくみ企業年金は積立金制度であることに、まず良い印象を持ちました。もともと別で積立をしていたので、その分をはぐくみ企業年金にしました。最近は友人とiDeCoやNISAについても話をしますし、老後2,000万問題や、資産運用・資産形成に関心を持っています。はぐくみ企業年金は将来受け取る年金に影響があるとか、引き出せるタイミングの注意点も確認しましたが、特にデメリットとは感じませんでした。はぐくみ企業年金は運用リスクが低いので、もっと多くの企業で導入されても良いのではと思います。

※1
選択する掛金額によっては、将来の老齢厚生年金受給額を含む、その他諸給付額が減少する可能性がございます。詳細につきましては、(株)ベター・プレイスより、制度加入前に企業・従業員への説明を実施いたします。