はぐくみ企業年金導入によって職員の生活の安定と企業の成長につなげたい

はぐくみ企業年金導入によって職員の生活の安定と企業の成長につなげたい

「介護サービス朋友」様は、大分県で有料老人ホーム、グループホームをはじめ複数の高齢者向け施設を展開している介護福祉事業の会社です。「みんなが気持ちよく働ける職場にしたい」その想いを抱いて常に経営を推進してきた、代表取締役の松本裕二様にお話を伺いました。

業種
福祉・介護
利用規模
31~100名
地域別
九州・沖縄
代表者写真
代表取締役 松本 裕二
有限会社介護サービス朋友
http://www.houyou-hita.jp/
「あなたの大切な人が自分らしく、笑顔・喜びあふれる生活を送れるようにお手伝いします」を
基本理念に、介護施設の運営をされている介護サービス朋友様。
入居者様、利用者様お一人おひとりを大切にして介護事業を運営されています。
課題
検討背景
・スタッフの将来の安心につながる積立金制度を探していた
・企業型確定拠出年金は運用投資先を自分で選択する必要があり、当社スタッフには定着しにくいと考えた。
解決策
導入の狙い
・スタッフの将来的な安心感を高める
・福利厚生の充実
・人材の採用と定着への効果
効果
生じた変化
・職員が将来の年金・退職金のために積み立てできている金額や※1社会保険料等の軽減効果を可視化できた

貴法人の社風や、どのような想いで働かれている方が多いかを教えてください

弊社の基本理念は「あなたの大切な人が自分らしく、笑顔・喜びあふれる生活を送れるようお手伝いします」です。

わたしが面談などで職員に話すのは、「みんなが気持ちよく働ける職場にしよう」ということ。笑顔と挨拶を忘れずに、互いにコミュニケーションをとっていくこと。共に働く仲間と働きやすい、気持ちよく働ける職場にしていこうと、それが社風なのかなと思います。

職員構成にこれといった特徴はありませんが、女性が8割くらいですね。ただ、入社にあたっては、基本理念のほか、望ましいと考える職員像として「前向きで建設的であること、感謝の心を持ち、みんなと一緒に歩もうという協調性を有していること」などわたしが思う「良い心」の内容を見て、共感を覚えて応募してくださっているケースが多いようです。

貴法人として(人事として)、力を入れていることについて教えてください

ふたつあります。ひとつはスタッフとの対話です。スタッフの声を聞くことも大切ですし、同時にわたしの想いを伝えることも大切にしています。年に1度は面談をして、キャリアについての相談も受けています。

もうひとつは、常に現場を見て歩くことです。実際に見れば、現場の空気感がわかります。もし、ちょっと人間関係がギスギスしているなと思えば、責任者ひとりだけの話を聞くのではなく、関わる全員と話をして対応します。それは冒頭でお話したように、みんなが気持ちよく働けるようにという想いからです。

「はぐくみ企業年金」の導入背景を教えてください。

介護業界はよく言われるように人材不足で、逆に言うと辞めても次の職場はいくらでもあります。ですから人材の採用と定着は常に課題ではあります。

規模の小さな介護事業ではなかなか退職給付制度(企業年金・退職金)まで整備することができません。しかし、人材の定着のためにも、働いてくれているスタッフひとりひとりの将来のためにも、何らかの形で「将来の安心」に備えた制度を整える必要があると考えていました。

たとえば10年勤めたら、100万円近く積立ができていたら大きいですよね。飛び抜けて黒字というわけでもないけれど、銀行への返済も先が見えてきた今、たとえ利益が少し減ったとしても、働いてくれている人たちのために、少しでも退職金を準備したい、そういう制度を取り入れたいと思いました。

そこで、企業型確定拠出年金を検討し、実際に見積もりも出してもらっていました。しかし、なかなか「これだ」というものがない。「運用投資先を自分で選択すること」が、当社スタッフにとっては制度として定着するのが難しいと判断しました。

わたしが理事をしている「こども園」で、はぐくみ企業年金導入のお話を聞いてはいました。改めて「はぐくみ企業年金」について調べ、半年くらいかけて資料をまとめながら検討しました。

担当者の方とも、弊社が拠出できるよう費用面についても話し合いを重ね、納得したので「はぐくみ企業年金」導入へと進みました。

はぐくみ企業年金導入の決め手、期待した効果を教えてください

最初に検討していた「企業型確定拠出年金」だと、個人で投資先を選び運用しなくてはなりません。金融教育はなかなか大変ですし、実際に説明を聞いてもよくわからないという人も多かった。一方で、はぐくみ企業年金は運用は任せられ、確実に積立ができる制度です。誰でも簡単に始められる点も弊社にフィットすると思い、最終的にはぐくみ企業年金に決めました。

民間で規模が大きくない介護事業では、なかなか退職給付制度まで整備できません。雇用される側として、退職金があるとないとでは違うでしょう、だから「はぐくみ企業年金」を導入したことで、ゼロから1でもいい、ひとりでもふたりでもいいので「この制度があるから将来も安心だと思い、入社の決め手になりました」という人が出てきたらいいなと思ったのが、決め手のひとつです。

はぐくみ企業年金導入後に職員の皆さまの評価はいかがですか?

去年ちょうど導入して1年たったので、ある程度の金額をかけているスタッフには、※2はぐONEに出てくる数字を、それぞれの給与明細に入れました。それを見て、結構貯まっているな、少しずつでも積立てていくと大きいなという話になりました。

さらには、社会保険料等の軽減効果も実感してもらえています。

会社で積み立てる分(企業による掛金拠出)としては、勤務期間に応じて段階的に増やす形で、10年以上になると毎月5,000円です。積み重ねですから、だんだんとスタッフも「はぐくみ企業年金の良さ」を実感していくのではないでしょうか。

今後取り組みたいことや課題、法人としての展望を教えてください。

スタッフが働きやすい環境を整えれば、人材も定着し、サービスも向上します。そうなれば、利用者様にもより良い環境をご提供できます。

ですから、人材の定着は大切ですし、そのためにも将来の安心を考えた「はぐくみ企業年金」を導入した面もあります。離職率の改善など、まだ目に見える成果は出ていませんが、ゆくゆくは「はぐくみ企業年金があるから」安心して長く働けたと言ってもらえるようになるといいなと思っています。

まとめ

はぐくみ企業年金の導入は、スタッフが長期的な視点でキャリアを築き、安心して働ける環境を提供する仕組みづくりの一環と介護サービス朋友様はお考えでした。結果として企業全体の発展と、利用者様へのより良いサービスにも結びつけたいという、代表のスタッフへの深い想いから始められた事例となります。

採用強化、離職率の低下、定着率の向上など、成果はこれからということでしたが、はぐくみ企業年金導入が職員の生活の安定と企業の成長に寄与することが期待できる成功事例としてご紹介いたしました。

※1
給与を減額し、減額分をはぐくみ企業年金の掛金として拠出することで、厚生年金保険・健康保険の標準報酬月額や雇用保険の基礎手当日額が引き下げられるため、これらを用いて算定される本人及び事業主の社会保険料負担が軽減されるとともに、社会保険・雇用保険等の給付が減額する可能性があります。なお、社会保険料・税金の軽減効果等はあくまで副次的な効果であり、効果そのものを保証するものではありません。

※2
ベター・プレイスが提供する掛金シミュレーションや掛金申請の一括管理システム