よくある質問
はぐくみ企業年金について、よく寄せられるご質問やお問い合わせ内容を以下にまとめました。
制度全般についてのよくある質問
法人や事業所として制度を導入しようとする場合、どのような条件がありますか?
はぐくみ企業年金は原則、厚生年金の適用事業所であれば業種や業界を問わず導入いただけますが、これ以外にもいくつか条件がございます。
また、はぐくみ企業年金の導入及び加入は、加入業務の委託機関である株式会社ベター・プレイスが担当しており、同社が定める導入(加入)要件を満たした上で、審査を通過する必要があります。
詳しくは、導入要件についてのページをご確認ください。
法人や事業所として制度を導入するまでのプロセスやフローを教えてください
しっかりとしたご説明やご提案などをさせていただいた後、いわゆる制度設計 → 従業員への説明会実施(親身であると好評です) → 各種事務的な手続きなどを経て導入いただけるようになります。
毎年の運用成果は開示してもらえますか?
はい、毎年、はぐくみ企業年金事務局公式サイトにて、運用結果や決算等について開示させていただいております。
詳細は同サイトをご確認ください(導入された法人のご担当者などが閲覧可能です)。
元本割れのリスクはありますか?
法律によって、会社が倒産したり、基金が解散した場合であっても、積み立て額と利息は保証されます。
確定拠出年金(DC)との併用は可能ですか?
可能です。
但し、はぐくみ企業年金に加入した場合、確定拠出年金(DC)の掛金限度額が変わりますので、ご注意下さい。
確定拠出年金(DC)に加入していますが、はぐくみ企業年金に移換・統合することは可能ですか?
事業所単位で一本化することは可能です。個人単位では、一本化はできません。
株式等で運用が可能な「確定拠出年金(DC)」と、あらかじめ給付額が決められている「確定給付年金(DB)」の両方を併用することで、有効な資産形成が可能になります。
加入や掛金についてのよくある質問
加入者になろうとする場合、どのような加入条件がありますか?
厚生年金の適用事業所に使用される従業員および役員のうち、70歳未満で厚生年金に加入している方が加入対象者になり、職種や雇用形態を問わず、加入できます。
また、厚生年金の被保険者であれば70歳まで加入することができ、一般的に退職時まで加入いただけます。
※従業員の方など加入を検討されている方は、勤務先がはぐくみ企業年金を導入していることが前提条件になります。その上で加入をご希望される場合、まずは勤務先の総務や人事のご担当者などにお問い合わせください。
途中で掛金の変更は可能ですか?
掛金変更は法人ごとに年2回を原則として設定することが可能です(条件による)。
また、掛金は1,000円単位で選ぶことができ、給与の20%まで(上限は100万円)設定することができます。
出産や介護で休職する場合はどうなりますか?
その時点で、中断する(受け取らずに保留して復帰時に再開する)か、または全額受け取るかをご選択いただくことができます。
加入後、すぐに会社を辞めてしまった場合はどうなりますか?
加入1ヶ月以上で退職された場合においても、積立額の全額を受け取ることができます。
仮に死亡してしまったらどうなりますか?
生存退職の場合の一時金と同額を、ご遺族にお支払いします。
積み立て額は報告してもらえるのでしょうか?
年に1回(1月)に会社を通じて加入者へ通知させていただきます。
現在加入している個人型の年金に影響はありますか?
基本的に個人型年金保険への影響はありません。
ただし、個人型の確定拠出年金(iDeCo)をご利用の場合、掛金の限度額に影響があります。
▼確定給付型企業年金基金と個人型を併用した場合の拠出限度額(2021年8月時点)
確定給付型企業年金基金なしの場合:23,000円
確定給付型企業年金基金ありの場合:12,000円
確定申告は必要になりますか?
年末調整や確定申告は必要ありません。
給付についてのよくある質問
いつ受け取ることができますか?
退職時のほか、休職時、育児・介護休業時などに受け取りが可能です(脱退一時金)。
また、年金(老齢給付金)としての受け取りも可能で、その場合20年以上の加入が必要になります。
受け取るときの税金はどうなりますか?
受け取り方により、異なります。
【退職により一時金を受け取る場合】
税法上「退職所得」となります。
一時金を請求する場合は、「退職所得の受給に関する申告書」及び退職された会社等から支給された退職金の「退職所得の源泉徴収票」が必要です。
【休業・休職、厚生年金保険非適用によって一時金を受け取る場合】
税法上「一時所得」となります。
【ご加入者が亡くなり、ご遺族が一時金を受ける場合】
遺族給付金は、みなし相続として、相続税の課税の対象となります。
未支給給付は、遺族の「一時所得」となります。
【年金で受け取る場合】
税法上「公的年金等の雑所得」となります。
給付までにどのくらいの日数がかかりますか?
資格喪失日以降かつ「一時金受取りに関する書類」がすべてはぐくみ企業年金事務局に到着した時点から約1か月半~2か月でのお支払いとなります。
※書類に不備がある場合は書類完備後より約1か月半~2か月でのお支払いとなります。