プレスリリース
2025.09.17
ベター・プレイス、「TOKYOパパ育業促進企業」 シルバー認定を取得 〜柔軟な働き方や復職プログラムの整備で子育てと仕事の両立を推進~

「福祉はぐくみ企業年金基金」(以下、「はぐくみ企業年金」)を中心に、企業年金・退職金制度の導入・設計をサポートする株式会社ベター・プレイス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:森本 新士、https://bpcom.jp/、以下、ベター・プレイス)は、東京都が実施する令和7年度「TOKYOパパ育業促進企業」において、「シルバー」認定を取得したことをお知らせいたします。
「TOKYOパパ育業促進企業」について
「TOKYOパパ育業推進企業」とは、東京都が、男性社員の育児休業取得率を一定割合達成し、今後も継続して取得を促進する企業等を「TOKYOパパ育業促進企業」として登録し、取得率に応じて3段階の「TOKYOパパ育業促進企業登録マーク」を付与する制度です。
当社は、令和5年10月1日~令和7年9月30日の2年間で、男性社員による育児休業取得率(対象期間内に合計15日以上取得)77%を達成し、制度整備や働きやすい環境づくりへの継続的な取組みが評価されたことから「シルバー」の認定(取得率75%以上100%未満)を取得しました。
「TOKYOパパ育業促進企業」登録制度について:
https://www.katei-ryouritsu.metro.tokyo.lg.jp/danseiikukyu/touroku/
ベター・プレイスの育児休業制度について
当社は「子育て世代と子どもたちが希望を持てる社会をつくる。」を企業理念に掲げ、人々が「お金の心配なく」「自分らしく働ける」社会の実現を目指しています。
社内においても性別問わず、希望者が当たり前に育児休業を取得できる環境が重要だと考え、多角的な取り組みを通して子育てと仕事が両立しやすい環境づくりを促進しています。
・柔軟な働き方の整備
育児休業の延長・分割取得や短期有給育休、フレックスタイム・在宅勤務制度を整備し、育児と仕事の両立を支援
・経済的支援
出産祝金やベビーシッター利用補助、育児休業時も積み立てたお金を受取可能な確定給付企業年金(DB)「はぐくみ企業年金」を導入
・相談体制
妊娠・出産時点から利用可能な相談窓口を設置し、休職中および復職前には面談を実施。社内相談窓口(人事・部署マネージャー)に加え、外部のオンラインカウンセリングを導入
・育児復帰支援プログラム
復職時には人事面談や個別支援を実施し、円滑な復帰およびキャリア継続を支援
・業務体制の整備
業務マニュアル化による属人化防止と円滑な業務分担
・社内外への発信
経営層によるメッセージ、社内の取り組み、定期的なアンケート結果を情報発信
男性育児休業推進による効果
当社の男性育児休業推進の取組みは、組織的な効果をもたらしています。中途採用においては、性別問わず「定着志向の高い人材」を獲得できるようになり、さらに第一子の育児休業を経て一度離職した社員が、子育てのしやすさや第二子を望むライフプランを考慮し、再び当社を選んで入社する事例も生まれています。こうした動きは、人材の定着と長期的なキャリア形成を後押しする基盤となっています。
また、育児休業推進をきっかけに社内では「助け合う文化」が根づき、子育てと仕事の両立に対する理解が広がることで、職場全体の協力体制が強化されました。
さらに、当社が導入推進する「はぐくみ企業年金」についても、社員自身の育休経験や「はぐくみ企業年金」の利用事例が営業活動における信頼構築に直結し、お客様からの共感や信頼感を高めたという社内からの声もあります。
「はぐくみ企業年金」について
現在我が国は、人口減少と超高齢化による「就労人口の減少」が進み、慢性的な人手不足の現状があります。また、若年労働者が企業を退職する理由は経済的な理由が最多*¹であり、働く世代の老後の不安の第一位は「お金」*²となっています。
勤務する企業規模や居住する地域によって生じている経済格差、これは将来の資産形成、老後資金にも大きく影響しています。私たちは、主に中小企業とそこで働く方を支えるため、企業にも従業員にもメリットがある企業年金制度「はぐくみ企業年金」の導入を推進しています。
「はぐくみ企業年金」は厚生年金被保険者であれば、従業員(非正規雇用含む)でも役員でも加入可能な確定給付企業年金(DB)で、事業主側はコストを抑えながら企業年金・退職金制度を構築することができます。企業年金・退職金制度の充実が従業員満足度向上・離職率低下につながったというお声もいただいており、特に人手不足が深刻化している中小企業や福祉業界において、従業員に安心して働いてもらうための「お金の福利厚生」としてご好評いただいています。
従業員側のメリットには、難しい投資の知識が不要で、元本が保証*³されていることがあげられます。また、原則60歳以上にならないと受け取りができない企業型DC(企業型確定拠出年金)やiDeCo(個人型確定拠出年金)に比べて、高齢期の資産形成を目的とした積み立てが基本となる点は同じですが、年金として受け取るのではなく退職時や休職時、育児・介護休業時にも受け取る選択が可能なため、育児や介護を将来に控える従業員から厚い支持を集めています。
現在、導入法人の96%が従業員300名以下の中小規模法人*⁴で、約4割の法人が福祉・医療・教育関連*⁵となっています。
*³運用実績により不足が生じた場合は、事業主が不足分を補てんします。
サービス紹介サイトURL:https://bpcom.jp/hagukumikikin/
(出所)
*¹厚生労働省 令和5年若年者雇用実態調査の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/4-21c-jyakunenkoyou-r05_gaikyou.pdf
*²金融庁 金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」2019年6月
https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603.html
*⁴厚生年金被保険者数記録のある2018年4月~2024年9月現在までに導入した2,849法人が対象
*⁵2018年4月~2024年9月現在までの実績
※事業所・加入者数:2025年6月末時点
※平均本人掛金:2024年9月末時点
※平均加入率算出根拠
期間:直近1年(2023年10月~2024年9月)の導入法人(1,602法人/1,665事業所)
加入者数:実加入者/対象者数(被保険者数のうち加入できると判断された人数)
株式会社ベター・プレイス
私たちは「ビジネスを通じて、子育て世代と子どもたちが希望を持てる社会をつくる。」という企業理念を掲げ、富裕層ではない一般の人たちが「お金の心配なく」「自分らしく働ける」社会を目指しています。
中小企業従業員やエッセンシャルワーカーの多くは、世の中を支える大切な仕事をしているにもかかわらず、大企業で働く人々と比べて所得水準が高くありません。また、勤務先に企業年金・退職金制度が設けられていないことが多いため、その恩恵を十分に享受できていません。
将来のお金の心配を抱えることは、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の低下や、子どもを望んでも安心して生み育てることができない心理状態につながります。
将来への「希望格差」― ベター・プレイスは、この課題を解決するために事業活動を行っています。
主なサービス
企業年金DXシステム「はぐONE」の提供
「福祉はぐくみ企業年金基金」企業年金・退職金制度導入設計・サポート
企業型確定拠出年金導入設計・サポート
会社概要
会社名:株式会社ベター・プレイス
所在地:東京都新宿区市谷本村町1-1 住友市ヶ谷ビル15F
代表者:代表取締役社長 森本 新士、代表取締役COO 古市 成樹
設立: 2011年10月17日
URL: https://bpcom.jp/
【採用情報】
ベター・プレイスでは、私たちと一緒により素晴らしい未来を作り上げていく仲間を募集しています。
少しでもご興味がございましたら、お気軽にご連絡ください。
採用情報はこちら: https://bpcom.jp/recruit/
- 報道お問い合わせ先
-
株式会社ベター・プレイス
コーポレートコミュニケーション&ガバナンス部 早川・好中・小林TEL:03-5227-8222 平日9:30~17:00(年末年始・祝日を除く)
MAIL:public@bpcom.jp
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