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企業型確定拠出年金（企業型DC）の掛金は、給与扱いとならず控除の対象になります。
そのため税金がかかりません。

企業型確定拠出年金（企業型DC）の運用で得た利益は、全額非課税扱いになります。
通常、株式投資など一般的な金融商品で運用する場合、運用益が発生すると約20%の税率が適用されますが、企業型確定拠出年金（企業型DC）によって得た運用益については全額非課税となり、税金がかかりません。

これまで積み立てたお金（掛金や運用益などを含めた積立金）は、60歳以降に年金や一時金で受け取ることができるようになります。
この受け取りの際、どちらの形式でも税制優遇が適用され、年金の場合は雑所得として「公的年金等控除」、一時金の場合は退職所得として「退職所得控除」が適用され、税の負担を減らすことができます。

会社が（として）毎月拠出する掛金は、法人税法上全額損金扱いにすることができます。

企業型確定拠出年金（企業型DC）の場合、給付額は従業員など加入者本人の運用成績次第になります。
そのため、運用成績によって積立金を下回ったとしても、その分を会社が補てんする必要はありません。

福利厚生の充実によって、人材の採用や維持につながります。