プレスリリース

2022.11.08

『介護業界従事者の「仕事とお金の意識」に関する実態調査』の結果について

『介護業界従事者の「仕事とお金の意識」に関する実態調査』
88%が仕事にやりがいを感じているが、96%が将来のお金に不安
税制優遇のある年金、NISAやiDeCo等の投資をしている人は20%

「福祉はぐくみ企業年金基金」(以下、「はぐくみ基金」)を中心に、退職金制度の導入・継続をサポートする株式会社ベター・プレイス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:森本 新士、https://bpcom.jp/、以下、ベター・プレイス)は、介護業界従事者の仕事に対するやりがい及び、お金に関する意識に対する実態を把握するため、介護業界従事者を対象として2022年8月〜9月の間にアンケート調査を行いました。

調査結果サマリー

  1. 今の仕事にやりがいを感じている人は88%
  2. 今の仕事を長く続けるために必要だと思う条件は、「賃金が上がっていくこと」が1位
  3. 将来にお金の不安を感じている人は96%。理由は「物価高騰」、「貯蓄が少ない」が上位
  4. 毎月貯蓄をしている人は73%
  5. 税制優遇がある年金、NISAやiDeCoなどの投資をしている人は20%

調査結果

1.今の仕事にやりがいを感じている人は88%

「今の仕事にやりがいを感じていますか?」と質問したところ、88%の人がやりがいを感じていると回答しました。

2.今の仕事を長く続けるために必要だと思う条件は、「賃金が上がっていくこと」が1位

次に、「今の仕事を長く続けるために必要だと思う条件は何ですか?」と質問したところ、「賃金が上がっていくこと(暮らしに困らないよう)」が78%で1位となりました。「職場の良好な人間関係の維持」、「自身の健康面の維持」などの回答も上位にあがりました。

3.将来にお金の不安を感じている人は96%。理由は「物価高騰」、「貯蓄が少ない」が上位

「将来にお金の不安を感じますか?」と質問したところ、「感じる62%」、「やや感じる34%」という結果となり、計96%が、将来のお金について不安を抱えていることが分かりました。

また、「感じる」、「やや感じる」と答えた人に、なぜそう感じるのか?を質問したところ、「物価の値上げが激しく、今後もこの状況が続くと考えると生活に不安を感じるから」と回答した人が最も多い結果となりました。次いで「貯蓄がないから」、「現在の給与では貯蓄ができないから」といった将来の蓄えについての不安が続きました。

4.毎月貯蓄をしている人は73%

「毎月貯蓄をしていますか?」と質問したところ、「はい」と答えた人が73%という結果となりました。

5.税制優遇がある年金、NISAやiDeCoなどの投資をしている人は20%

「将来に向けて、税制優遇がある年金、もしくはNISAやiDeCoなどの投資をしていますか?」と質問したところ、「いいえ」と答えた人が80%と、ほとんどの人が将来の資産形成に有益な積立を行っていないことが分かりました。

 

本調査に関する弊社代表のコメント

現在、世界一の高齢化が進む日本において、欠かせない仕事の一つが「介護」ですが、その仕事に従事する方の約9割が、やりがいを感じているという明るい結果が出ました。一方で同時に、従事者の9割以上の方がお金に不安を抱えていることがわかりました。
また、将来のための資産形成手段については「貯蓄」という結果も出ました。
わたしたちは、資産形成の最もパワフルなツールである「企業年金」を、福祉業界をはじめとする中小企業のみなさまへお届けする事業を行っています。
事業を通じて、福祉業界従事者の方々が「お金の心配なく」「自分らしく働ける」環境の実現のため、今後も邁進してまいります。

調査概要

実施期間:2022年8月29日~2022年10月10日
調査主体:株式会社ベター・プレイス
調査対象:介護業界従事者 20~60代 男女
対象エリア:全国
調査方法:顧客法人職員対象のインターネット調査
回答件数:248名
※本調査結果の二次利用は「出典元:ベター・プレイス調べ」を記載いただきご使用ください。使用許可の確認は不要です。

ベター・プレイスが企業に導入・サポートを推進する「はぐくみ基金」について

現在我が国は、人口減少と超高齢化による「就労人口の減少」が進み、特に保育・介護・医療業界においては慢性的な人手不足の現状があります。また、若年労働者が企業を退職する理由は経済的な理由が最多*1であり、働く世代のお金の不安の第一位は「老後資金」*2となっています。

私たちは、保育や介護、医療など、人々の生命と社会生活を支える人たちと、業界を支えるため、企業にも労働者にもメリットがある新しい企業年金「はぐくみ基金」を設立しています。

事業主側は、元手なし*3で退職金制度を構築でき、経営者や役員も加入可能な企業年金基金です。退職金制度充実が従業員満足度向上・離職率低下につながることから、特に人手不足が深刻化している福祉業界において、 人材定着をはかるための福利厚生の1つとしてご好評いただいています。

従業員側のメリットには、難しい投資の知識が不要で、元本が保証されていることがあげられます。また、原則60歳以上にならないと受け取りができない企業型DC(企業型確定拠出年金)やiDeCo(個人型確定拠出年金)に比べて、退職時や休職時、育児・介護休業時にも受け取ることが可能なため、育児や介護を将来に控える従業員から厚い支持を集めています。現在、加入事業所のうち73%が医療・福祉関係となっておりますが、他業界の法人様にもご加入いただけます。
(出所)
*1 厚生労働省 平成 30 年若年者雇用実態調査の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/4-21c-jyakunenkoyou-h30_gaikyou.pdf
*QUICK資産運用研究所「個人の資産形成に関する意識調査」2019年11月
*制度導入の効果(コスト軽減)が導入にかかる諸費用や運営費用を上回る場合。(法人規模や従業員の加入率によっては実質的な負担が生じることがあります)

 

株式会社ベター・プレイスについて

私たちは「ビジネスを通じて、子育て世代と子どもたちが希望を持てる社会をつくる。」という企業理念のもと、人々が「お金の心配なく」「自分らしく働ける」社会を目指しています。保育や介護、医療など、人々の生命と社会生活を支える人たちの資産形成や福利厚生を支援するための「はぐくみ基金」導入サポートのほか、福祉業界向けITシステムの開発など、エッセンシャルワーカーのためのさまざまなサービスを展開しています。また、DXにより企業年金手続きを刷新し、労使ともに手続きにかかる手間を大幅に削減できるプラットフォームの提供により、初心者の方でも手軽に老後の資産形成ができるような取り組みを行っています。

主なサービス

  • 「福祉はぐくみ企業年金基金」退職金制度導入設計・サポート
  • 企業型確定拠出年金導入設計・サポート
  • 福祉業界向けITシステム開発:シフト勤務表自動作成システム「Work/Life」

会社概要

会社名:株式会社ベター・プレイス
所在地:東京都新宿区四谷坂町9-9 三廣ビル9F
代表者:代表取締役社長 森本 新士、代表取締役COO 古市 成樹
設立: 2011年10月17日
URLhttps://bpcom.jp/

本リリースに関する報道お問い合わせ先

株式会社ベター・プレイス 経営企画部 白石・荻原

TEL:03-5227-8222 平日9:30~17:00(年末年始・祝日を除く)

MAIL:public@bpcom.jp